サバの味噌煮缶詰ご飯とコーヒー。たいへんに日本的な光景である。

2013/04/21

t f B! P L

サバの味噌煮缶詰ご飯とコーヒー。たいへんに日本的な光景である。

魚の缶詰だが、これなども普通に煮て作ったサバの味噌煮と比べると、これはこれでいいのだが、別物だと言う感じがぬぐえない。長い缶詰の歴史で、リアルな缶詰を目指すというテーマが出たことはなかったのだろうか。

それで、なぜ、別物な味になるかというと、やはり、煮過ぎなのだと思う。とはいえ、それならば、あまり煮ないで缶詰にすればいいか、というと、たとえばこのサバの味噌煮缶詰を食ってて、小骨がいちいち喉に突き刺さり猫のようにえずいたり、細かな背びれのあたりの小骨が口の中に入ったら、たいへん不快である。

それならば、やはり、じっくり煮込んだ方がいいのではないか。すると、また、現物とは別世界な味となり……と永久に矛盾をかかえてループする。そういうジレンマをかかえてハゴロモ缶詰などのメーカーの社員は生きてるのではないか。いや、そんなむずかしいこと考えてないか。

などということを、食いながら思っていた。

このブログを検索

料理ブログランキング

にほんブログ村 料理ブログへ
にほんブログ村 料理ブログ 今日作った料理へ
にほんブログ村←クリックしてね

カテゴリー

(587) アート (196) (195) カレー (126) (123) (117) 野菜 (105) (100) (99) ゲロ (96) (91) パン (82) ゴミ (81) インドネパール料理 (57) 炒め物 (56) 揚げ物 (54) シチュー (51) 中華料理 (45) 海藻 (44) 煮物 (40) 動画 (36) 海苔 (25) 豆腐 (23) (21) 練り物 (20) スイーツ (18) カップ麺 (13) サラダ (13) チーズ (13) お弁当 (10) 味噌 (10) 漬け物 (8) 飲み物 (8) キノコ (5) 寿司 (2) 蒸し物 (1) (1)

アーカイブ

自己紹介

自分の写真
Tokyo, Japan
漫画家、自宅録音家。 代表作「怪奇カエル姫」「37564学園」。 2001年、いぬん堂からCD「アントニオ青年のエイリアンセックス体験」発売。 2013年、アメリカのMonofonus Pressからカセットテープ「Attack of the Killer Hamster」発売。

インフォメーション

エキサイトニュースで「不味そう飯」が紹介されています。
  • 一億人総グルメ批評家時代の真逆を行く「不味そう飯」
  • QooQ